わが家のお鳥さまは、２組のカップルがいる。

あんずとらむね、つくしとすぎなである。

このうち、あんずとらむねは、二世の誕生はないだろうと思っている。
だって、巣作りは大好きだけど、あんずはエッチ嫌いだし、
抱卵もいつも中途半端なので。
巣になりそうなものも撤去しているし。
それでも、巣材がないのに巣床を作ろうという根性だけはあるので、
隙あらば、かごの中のどこかを、常に巣床にしている。

本当に、頭がいいんだか執念なのだかわからないけども、
以前、発情対策にペットシーツが有効と書いたけど、
あれももう、

「破れば少しは素材になりえる」

と全員が発見してしまって、意味をなしてない状態である。

つまり、ペットシーツって、何層かになってるでしょ。
シーツの一番上を少しだけかじると、それが毛羽立つわけ。
丸くかじって毛羽立たせていくとね、囲いのようなものが出来上がってしまうのよ。
その囲いを、自分の巣床にしているわけですよ…。

ま、それでも、当然、巣箱のようなものではないから、落ち着かない。
鳥かごの掃除をしちゃうと、当然、囲いも撤去されちゃうしね（笑）
で、あんずは、いつも抱卵は中途半端になるのです。

一方、つくしとすぎなは、二世の可能性はあるかもしれないとは思ったけども、
今のところ、だめだった。
あまりにもポコポコと卵をうむので、母体が心配で寝床を撤去しようかと
何度も試みたのだけど、

検卵をすると、

血管がみえたり、気泡が見えたり。

中身あるなー

という感じのものが多かったので、撤去するには忍びなかったのである。

そもそも、すぎなとつくしに寝床を与えたのは、
止まり木で寝ないで、妙な格好で寝るので（しぇるもね）
まだ小さいころに、純粋に寝床として与えたのだけど、
やっぱり寝床兼巣床にしてしまった…。

以前、つくしのうんだ卵で、内側からちょっとかじったような
痕跡のある卵があったのだけど、
たぶんそれは、自力で殻をやぶれないまま力尽きたのだろうと
思われるものだった。
埋めてやろうと、テーブルに卵を置いていたら、旦那がメロンをドカッと
置いてしまって

つぶれて中身が見えたことがあった。

さすがにそういうものを見たりすると、卵の中で生きてる可能性もあるので、
さっさと卵を撤去するのが忍びなくてね…。

思えば、うちにいる子達も、ほとんど力尽きていく卵たちの中で
生き残ってきた結果なのだしね。

そんなこんなで、寝床を残していると更に卵をうみ・・・で、
つくしの環境は、悪循環だった。
数あわせでうんでしまうこともあるので、ある程度の数は残して、
でもだめそうな卵は撤去していく。。。を繰り返していたのだけど、

「おまえには限度がないのか！」

ってぐらいうむのよ、これがまた。

今、現在９個。減らして６個。

そして…mixiにも書いたけど

ついに、うまれてしまったのである…＞＜；

９個もたまごがあると、さすがにちょっと、うまれてきた子が。。。なので
他の卵たちは、かわいそうだけども、
人工的に人間が温めることにしました。
親鳥の、適度な体温と湿度がいちばん、いいんだけどね・・・。

どうなるのか、このうまれたての八重桜…うう。

私、しばらく外出できないぞ、これ。。。
今週末は、外泊なのに…。